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Digital Transformation DX推進

トップメッセージ

代表取締役社長 日野 克浩

少子高齢化の進行により、製造業を取り巻く環境は大きく変化しています。多様な人材が多様な働き方を求める中、DX(デジタルトランスフォーメーション)は、ものづくりの現場を支える「救世主」として、大きな可能性を秘めています。

人手不足や業務の属人化といった課題に対して、デジタル技術を活用することで、より効率的で柔軟な現場づくりが可能になります。

現在、ダイハツ九州ではDXへの取り組みが少しずつ始まっており、小さな成功を積み重ねながら、それを社内全体に広げていくことで、大きな変革の流れを生み出そうとしています。

その実現には、DXを推進する人材の育成が不可欠です。社員一人ひとりがデジタル技術を理解し、活用できる力を身につけることで、現場からの変革を目指します。

私たちは、未来のものづくりを支えるために、DX人材の育成と社内文化の変革を進めるとともに、地域社会や取引先企業などのステークホルダーと連携し、共に課題を解決する“共創型DX”を推進しています。

DXビジョン

デジタル技術で生産性を高め、多様な人材が多様な働き方を選択できる
職場づくりを実現し、社会に貢献します。

その実現に向けて、「誰でも」DXに挑戦しやすい環境を構築し、DXへのモチベーションが高い人材を起点に小さな成功を積み重ね共有することで、短期間で社内に大きな変革を引き起こします。

「誰でも」DXに挑戦しやすい環境

「誰でも」DXに挑戦しやすい環境

モチベーションの高い人材

モチベーションの高い人材

小さな成功(変革)

小さな成功(変革)

大きな変革

デジタル技術の活用方策

デジタル技術を活用することで工場や間接部門が持つ課題を解決します。

1. 自動化ツールや生成AIの活用

業務の自動・効率化による人手不足の解消
■ RPA/生成AI/ワークフロー

自動化ツールや生成AIの活用

2. 内製AIモデルの開発

画像認識技術による品質向上
■ Python/ディープラーニング

内製AIモデルの開発

3. ナレッジ全社共有×生成AIの連携

属人化の解消
■ ドキュメント管理/生成AI

ナレッジ全社共有×生成AIの連携

4. 社内情報の自動集約・分析

状況の可視化、意思決定の迅速化
■ IoT/共通化DB/BIツール/ダッシュボード

社内情報の自動集約・分析

環境整備

IT関連社員だけではなく「誰でも」DXに挑戦しやすい環境を実現し、各部門のDX施策を支援するため、ハードウェア・ソフトウェアの両面からDX基盤の整備を進めていきます。

環境整備

DX人材育成

全社DX推進のキーマンとして下図の各種DX人材※を2029年度までに200人育成を目指し、最終的にはデジタル技術の活用が全社員の日常となるよう人材育成に取り組んでいきます。

※デジタル技術を活用し、業務改善や新たな価値創出などの変革を実現した社員

・IT・プログラム人材
・AI開発・運用人材
・BIツール人材
・データ戦略人材
・生成AI・ローコード人材
・アプリ開発人材
・プロジェクトリーダー
・DXリーダー

各DX人材候補のレベルやニーズにあわせて各種eラーニングや研修を個々に計画

DX推進体制

DXビジョンの実現のため、経営管理部内にて推進体制を構築し、トップの経営戦略とシームレスな連携を行います。

浸透・普及期(2025.1~)
□ 各DXツールの導入・運用支援
□ 取締役会との定期的な
  DX進捗共有会を実施
活性期(2027.1~)
□ 経営陣との連携強化
□ 人員の拡充
  業務の細分・専門化
好循環・自律期(2029.4~)
□ DXビジョン実現後に推進体制を
  解散、新たな時代のフェーズに適合した体制に移行する

DX推進戦略の達成指標(KPI)

DX推進戦略の達成指標(KPI)を設定し、その推進状況を確認することで、各部門に最適な推進方法を模索し、DXビジョンの達成を目指します。

KPI KPIの考え方
「誰でも」DXに挑戦しやすい環境の構築 DX基盤の導入 ■ ハード環境基盤:2026年度末までに導入
■ ソフト環境基盤:2028年度末までに導入
DX人材育成 DX人材の育成人数 DX人材を2029年度末までに200人の育成を目指す
小さな成功の共有 DX活用事例の共有件数 下記のDX活用事例の共有件数を目指す
■2025年度、2026年度:3件/年
■2027年度、2028年度:6件/年
■2029年度~:12件/年